トリスのメモ帳(85) あなたの心のオニサプリ(脱法)

挿入歌で想定していたビタミンSUMMER!

 

CD開封したら出てきた楽曲

 

 

ラブライブ!と言うのは不思議なもので。

メンバー加入回にはそれに対応した挿入歌があることも多く、特にメンバー全員が揃う回ではそのメンツで初めて披露する楽曲となることもあって、いわゆる”エモい楽曲”になりがち。
μ'sでは9人目の絵里・希が加入した回ではシリーズ1曲目の『僕らのLIVE 君とのLIFE』を披露したし、Aqoursはダイヤの加入で2年前の旧Aqoursと交差する『未熟DREAMER』を踊った。

 

Liella!もその例に漏れず、1話からかのん・可可のスクールアイドル活動に反対してきた葉月恋の加入をもって揃った5人での初楽曲『Wish Song』を披露している。

奇しくも、どのグループも生徒会長キャラの懐柔をゴールとしてOP楽曲でも踊っているメンバー全員を加入させ、とても感動的なラブライブ!らしい楽曲を挿入歌としている。


しかし、Liella!には他の2グループと異なるところがある。

そう、2年目があること。

 

新しい季節を迎えたLiella!では後輩たちが2期生——つまり、追加メンバーとなる。

その最後のひとりは誰か?

そう、大人気エルチューバーのオニナッツこと鬼塚夏美である。


最後の加入メンバーが変われば挿入歌も全然違ったテイストのものになるのもラブライブ!の面白いところである。

1年前の放送では最後の加入メンバーが恋だったことで、『Wish Song』と言うまるで高級割烹のお吸い物のような深い味わいだった挿入歌が、2期ではオニナッツらしさを反映して……


……こりゃ、どう例えても酒だわ。

 

 

なにか怪しいクスリ(オニサプリ)でもキメておられる……?

 

 

何やってんだよ!会長ォ!

 

やんちゃモードやってる部長よりも、それの盛り上げ役してる会長で腹筋が逝ったよ。

いやもうそもそもアニメのイントロ時点で勝ちを確信したよな(それはそう)

去年はあんなエモい飾りつけしたのに、今年は大事な結女の校舎に電飾ピカピカで脱法的トビ方ノススメしてるんだもん、そりゃ笑うよ。

 

でも、今回CDでフルを聴いたら、さらにヤバくて。

 

 

『ビタミン』も『オニサプリ』も脱法の隠語だろ

これで素面だったらそれが一番怖いよ。明らかに2番サビの途中から作曲者ラリってるじゃん。

2番サビの途中から明らかにブレーキ壊れて~Non Stop Summer REMIX~になってるんですよ。(これが原曲扱いでCD収録されてるってマジ?)

そして、2番サビ終わりの無限低音編。

歴史ある結女校舎のステージで出していい音域じゃない。コウモリが聞いたら気絶しそう。ビタミンSUMMER!は音量を2段階あげて聴こう。

 

でも、何よりヤバいのは……

 

 

夏に”結”びあわせた絆は、ほどけないって歌詞を、結女学園祭のステージで恋パートにもってくるところ。