トリスのメモ帳(19) どうやったら泣かないでこの話を見れるか 二期九話 Awaken the power 攻略記事
今回は二期九話『Awaken the power』の攻略記事です
こんにちは、トリスです
今回は感想記事でも考察記事でもなく『#9 Awaken the power』の攻略記事となっています
攻略記事とは、どういう意味の攻略か?
それはこのあまりにも涙腺キラーな24分間をいかに泣かずに乗り越えるか
「見るたびに泣かされるなら、先に泣くポイントを箇条書きして備えよう」というのが今回の記事のコンセプトです
と言うわけでこの回のどういった点が泣き所だったのかを分析していきます
また、花丸推しとしての目線でも考えていますので、一部言葉遣いが荒いですがぜひお付き合いください
①開幕、めっちゃいい作画
八話のエモさ全てフラッシュバック
ラブライブ!名物、綺麗で宝石のような瞳・瞳による心情描写
雨に濡れて反射する光も美しく、冷気が肌を刺すような函館の空気感が伝わってくるようです
②流れ始める『裏メインテーマ』
開幕三秒で涙腺瀕死
アバンで裏メインテーマを使うな
……いや、これダメでしょう
ちなみにこのOSTは『FRIENDSHIP』か『DETERMINATION』のどちらかで、違いの現れるのがおそらく34秒目なのですが、その直前で切られているのでどっちなのか判断できないんですよね
ルビィと理亞の背景を考えると『DETERMINATION』だと思うのですが、もし分かる方がいたら教えてください
そもそも「裏メインテーマって何?」と思われた方は下の記事を参照してください
例えるならばBGMの中のナンバリング・シングルのようなものです
一期と二期にそれぞれ、メロディーが同一の相互アレンジBGMが約五曲ずつ存在していて、その全てが感動シーンで使われています
とりあえずこれでOP『未来の僕らは知ってるよ』に入りました
ここも決して涙腺的に安心は出来ないのですが、見慣れているので息をつくタイミングと言えますね
③Aパート開幕『二期の裏メインテーマ』
Aパート開始三秒で涙腺悲鳴
大富豪で言えば、開幕2ターン連続8切り
いや、これダメでしょう(2回目)
④ルビィが相談するのは花丸と善子
一切問題に関与してこなかった花丸ですが、相談をされるとノータイムで手助けすることを決めます
花丸は前回とにかく何かを食べていましたが、ここで食事を中断してルビィの味方をすることで、彼女にとってのルビィの存在の大きさが分かるのがいいですね
ちなみにやきとり弁当は鶏肉じゃなく豚肉だったり、北海道でやき弁と略すとカップ焼きそばの『焼きそば弁当(やき弁)』のことだと思われたりするツッコミどころの多い商品です
〇ここで気づく対比
これって『#4 ダイヤさんと呼ばないで』のダイヤが果南鞠莉に嫉妬していたシーン(後ろで鳴いていた麦穂さんイルカが印象的でしたね)と同じ裏メインテーマが使われています
姉妹でそれぞれ同学年の二人と違った関係を築き、絆を持っていることが分かるシーンでもあります
⑤それを言ったらマルもそうずら
理亞の言葉に対し、ルビィの味方としてイケメンになる花丸……
一期四話の頃からこういった所が花丸の魅力のひとつ
その後に素に戻るところも可愛いです
この後のルビィよりも先に花丸が立ち上がるシーンも好きですね
⑥同じ妹として察する千歌
Aqoursのメンバーの中で唯一ルビィと同じ妹なのが千歌です
同じ妹としての感情移入のような部分は、実は一期でも描かれてきているんですよね
特に印象に残っているのは『#4 ふたりのキモチ』
「これはどういうことですの」
「あの…それはその…」
「違うんです!ルビィちゃんは…」
「……千歌さん」
「……」
「……お姉ちゃん」
当時からルビィを見る千歌の表情が、曜と梨子と違いましたね
⑦OST『一番大切なもの』 スノードーム
8分ぶりの『裏メインテーマ』
この劇伴使おうって言った人、ラブライバーの涙腺殺す気満々ですね
いや、これダメでしょう(3回目)
感動的メロディーを惜しみなく使ってくるのは勘弁してください
一期で言うと『#10 シャイ煮、はじめました』のラストシーンでも使われていたOSTですね……あれは一期の中で私が一番泣いたシーンでもあります
今回の話では雪というものがポイントになっていますが、雪の結晶というモチーフについてはフォロワーの方が詳しく呟かれていたので引用させて頂きます
Saint Snowのシンボルである「雪の結晶」について調べてたらまとまったか怪しいけど自分なりの考えが出来た pic.twitter.com/8PteuJCMDv
— sin@μ'sic Forever♪ (@sin14221465) 2017年12月4日
理亞にとってこれが『一番大切なもの』だったということですね
⑧お姉ちゃんはルビィが似合う服、すぐ見つけてくれるもん!
でも、その姉に一番似合う衣装を作るのはルビィなんですよね~!
土俵際の涙腺
⑨だんだん素直になってきている理亞
「ほんっと、姉のことになるとすぐムキになるんだから!」
「それは……お互い様だよ」
「そうかも」
理亞の笑顔を見るだけで泣きそうになる病気の患者の皆、集まれ~!
涙腺殴られすぎて変な笑いが出てきました
⑩歌のテーマずら!
かわいい
⑪聖良「そうか。あぁ――安心した」
「頑張るって決めたら」
次、「負けないんだって」
ルビィという熱い挑戦者のようなキャラクターの、コールレスポンスにも使われる『頑張る』というワード、Saint Snowとしてのコンセプトのような『負けないんだ』という歌詞……それをそれぞれが出しているというのが良いですね
そして、これを見て何も言わずに離れていく聖良の姿
聖良にとって、きっとひとつの不安は理亞が一人であることだったと思います
ここの理亞は未来に帰るドラえもんを安心させるために一人でジャイアンを倒したのび太みたいなイメージですね
ルビィの熱さについては過去記事で書いてますのでよろしければどうぞ
⑫一年生の決意
8話では震えていた手を、今度は握ってくれる人が居る
それが仲間ずら
元気印の
仲間はここだよ
「そして、決めました」
「私たちは」
「この町と」
「この学校と」
「この仲間と一緒に」
「私たちだけの道を歩こうと」
やはり、一年生の関係性を一番よく表す言葉は『仲間』だと思いますね
さて、面接のスタートです
⑬そっか…
ルビィは強い子でしょ
ほら……勇気をお出しなさい
ヤバいですね
ん?
そっか…
えっ
ルビィ…
ちょっ
ずっと勇気を貰ってたんだ……
待って
……お姉ちゃん
いやいやいやいや待って待って待って待って
…前回の記事でも書いたのですが、私はアニメを見ていて殆ど泣かない人です
ここまで泣く泣く詐欺をしていますが泣いてません
特に初見に関しては情報を受け取る方に集中するので全く泣かないんです
初見号泣
(『#12 ラストライブ』以来の人生2度目、3年半ぶり)
理由はいくつかあります
まず単純に私はリフレイン的な技法というか繰り返す言葉やシーンに弱いんですね。
でも、それだけじゃない。
ルビィという一番弱そうなイメージのキャラクターの成長
それはずっと勇気をくれた姉、ダイヤの存在があったから
このふたつでルビィとダイヤそれぞれのキャラを好きなラブライバーとしての目線で感動したんですね
今回の話で『勇気はどこに?君の胸に!』を思い出した人も多いのではないでしょうか
ルビィの胸の中にはその勇気があることをダイヤは知っていた
…でも、知っていたのはダイヤだけじゃありません
〇ここで泣いた一番大きな理由
私は花丸推しです
『#4 ふたりのキモチ』のあの言葉を思い出しました
その胸の扉を思い切り開いてあげたいとずっと思っていた
中に詰まっている いっぱいの光を
世界の隅々まで照らせるような、その輝きを……大空に放ってあげたかった
ダイヤがくれた勇気、それを胸に持っていたルビィ、その扉を開いた花丸
それが…マルの夢だった
階段を上っていくルビィのシーンと重なるこの言葉こそ花丸の夢のかたちで
それは階段 それとも扉
夢のかたちは色々あるんだろう
みんな夢のかたちを探して
泣いたり 笑ったり
この二期と深く繋がっていたのです
私たちは、スクールアイドルをやっています
花丸推しとして花丸に感情移入した結果、ルビィのこのシーンで泣いてしまいました
この成長、勇気こそがきっと花丸が信じた輝きだったから
きっとこれは花丸の夢が叶った瞬間
初見時、ぼろぼろに号泣しながらそれでも「続きを見届けなければ…」と思って画面に目を向けました
次回
『泣きながら顔をあげたら、泣いてる推しと目が合う』
デュエルスタンバイ!
……9話は攻略不可能な無理ゲーでした