はい、こんにちはトリスです
今回は初めての試みなのですが、私(トリス)が他のラブライバーの方とラブライブ!サンシャイン!!のなんらかのテーマについて実際に話し合いそれを記事にまとめるという企画……題して『トリスの部屋』の第一回となります
そんな記念すべき今回、お招きするのはダイヤ推しの椿さんです
①ようこそトリスの部屋 トリスの自己紹介
【椿さんとは?】
私(トリス)がよくお話をさせていただいているラブライバーの一人で、黒澤姉妹や三年生を強く愛するダイヤ推しの方です。主にアニメ内での挿入歌やキャラクターの心情について深く考えられていて、今年の夏に行われたライブでは一度連番させていただいたこともあります。
主な流れとしては上に書いた通り、二人でラブライブ!に関する話をするだけなのですが…
実際に話をする前に幾つか質問に答えてもらい、その理由などを聞いていきました
かなり基本的な質問ばかりですが、皆さんに椿さんのことを知ってもらう上で欠かせない部分ですね
今回は第一回という事で私も質問に答えてみました
これは椿さんと話す前に書いたものなので、それも踏まえて後に出てくる椿さんの回答もお楽しみに!
Q1:Aqoursでの推しは?
★トリス★
国木田花丸ちゃんです。
元々は可愛いな~ぐらいの気持ちだったのですが、#4 ふたりのキモチで明確に推しになりました。
彼女は私にとっての主人公ですが、彼女に関してはスクールアイドル関係なく好きな面が多いので、そういう意味ではあまりラブライブ!らしくはないかも知れませんね。
特に食べてるシーンが可愛いと思います。
Q2:一番好きな曲は?
★トリス★
これは想いよひとつになれですね
メロディーや衣装・振り付けなど全てが自分にとって特別で、サンシャイン‼︎を形成する最も大きなピースのひとつですね。サンシャイン!!のコンセプトをそのまま体現した曲と言っても良いかもしれません。特にCメロが好きです。
ストーリーを抜きにするならDaydream Warrior……気付くといつも聴いていますね。
Q3:一期で1番泣いたシーンは?
★トリス★
Aqoursとしてあげるなら#10 シャイ煮、はじめましたのラストシーンですね。1stの想いよひとつになれの件があって以来さらに感動が大きくなりました。
推しの目線を考慮するなら#4の階段でのルビィと花丸のシーンです。
普段は可愛いが先行する花丸のとてもかっこいい表情と、それを発揮するほどの重要さを持つ友人に出会えたことへの感謝のような気持ちが大きいですね。
Q4:二期で1番泣いたシーンは?
★トリス★
これはきっと椿さんと答えが割れると思うのですが、#6 Aqours WAVEのライブシーン後です。
OSTの舞い降りた奇跡が印象的なシーンでしたね。僕は普段あまりアニメを見ていて泣かないのですが、椿さんはかなり涙腺が弱いようなので二期だけでもう箱ティッシュ二個ぐらい使い切ってるんじゃないでしょうか…(笑)
Q5:1番好きな歌詞は?
★トリス★
これはめちゃめちゃ悩みますね…。
僕はかなり楽曲派……とくに歌詞考察中心の人間なのでかなり重たい質問です。
ただ、『今さら分かった ひとりじゃない』が一番に思いつきました。リアルでもこの歌詞に強く励まされたことが何度かあったのでとても思い出深い言葉です。
Q6:ラブライブ!サンシャイン‼︎のどんなところが魅力ですか?
★トリス★
一言でいうなら『物語』でしょうか。
それはもちろん千歌たちの物語でもあるし、現実の伊波さんたちの物語でもある。
そこに僕ら一人一人の物語が生まれる楽しさがラブライブ!サンシャイン‼︎の魅力です。
他の方とそれぞれの好きなポイントの話をしていてどこかで繋がれた時などに快感が生まれますね。
『みんなで叶える物語』というコンセプトはμ’sの頃から変わっていません。
さて、ここまでが私の回答でしたが、いかがだったでしょうか
自分自身のことについて話すのは珍しいので、ついでに私のことも知ってもらうきっかけになったかも知れませんね
それでは、次からは実際の椿さんとのお話の内容となります
②椿さん、自己紹介をお願いします
【※ここからは実際の会話をほぼそのまま記載しています】
【※これは#9放送前に録音したものです】
2017/12/02 昼頃 (#9放送当日)
秋葉原のとある店にて
椿:トリスさん、久しぶりです
――お久しぶりです。今回は企画『トリスの部屋』に協力してくれてありがとうございます!
椿:いえいえ というか、MY舞☆TONIGHTのCD聴きましたか?
前から話してましたけど、今回のインスト(Off Vocalのこと)は化け物ですよね
――あれはヤバいですね。上映会中にあんなん流されたらキャストのMCよりそっちに気が行っちゃうのもわかります。
(※椿さんが参加されたみんなで上映会①ではキャストトークのBGMとしてMY舞☆TONIGHTのOff Vocalが流れていたようです)
とりあえず、今回は前もって質問に答えてもらってるので、それを見ながら話していきますね
椿:あんまり期待しないでください
――いや、します(笑) ちなみに僕も初見ですね
それじゃ椿さんの回答を見ていきます!
Q1:Aqoursでの推しは?
★椿★
黒澤ダイヤさんです。
3年生の2人を、妹を、後輩を、みんなを見守り、周りを想い一歩引いて支えるような「ちゃんと」した娘なのですが、人一倍スクールアイドルへの想いが強いのに、親友の事を想って自分からまたやりたいとは言えない、自分の気持ちに不器用な彼女に惹かれましたね。応援してあげたくなるそんな娘ですね。
――椿さんの推しはダイヤさんってのは知ってますね……やっぱり“ちゃんと”を使っていますね
椿:いや、やっぱ外せないところなので……(笑)
――椿さんは一期の頃からダイヤさんの個人回を楽しみにしてましたもんね
椿:ダイヤさんじゃなくダイヤちゃん
――失礼しました。
あれ?でもこの回答には“ダイヤさん”って書いてありますが
椿:まぁ、細かいことは置い……いや、細かくないですね
――『#4 ダイヤさんと呼ばないで』の放送直後、翌週から彼女が“ダイヤさん”と呼ばれるか、“ダイヤちゃん”と呼ばれるか賭けたりもしましたね
椿:覚えてます。僕は“ダイヤさん”に賭けました
――五話以降、ダイヤちゃん呼びになるのでは?という意見の方も結構いたみたいですね。
でも、結局あれは僕も“ダイヤさん”に賭けたので不成立でしたね
椿:そうでした(笑)
――ここは書かれていることほぼそのままみたいですし、次の質問を見ていきましょうか
Q2:1番好きな曲は?
★椿★
未熟DREAMERですね。
3年生推しとしてもですが、アニメ時空でのAqours9人の始まりの曲というのが一番大きいです。3年生推しとしても、この曲に対するキャラクター達の想いは、より特別なものだと思っています。
椿:よく考えたらμ’sの時も一番好きだったのはぼららら(僕らのLIVE 君とのLIFE)だったので、Aqoursにとっての九人そろって一番最初の曲ってことでかなり思い出深いんですよね
――なるほど。でもAqoursの場合は時空によるズレみたいなものが若干あるじゃないですか?
椿:そうそう。コンテンツとしては君のこころは輝いてるかい?
アニメ内のストーリーとしての未熟DREAMER……
――僕の場合はアニメを見ている自分たち視聴者って目線で青空Jumping Heartがかなり最初の曲としてのインパクトが強いですね。
人によっては初めて行ったライブの表題曲としてStep!ZERO to ONEを挙げる人も居るかも知れないし……
椿:でもやっぱり未熟DREAMERは特別ですね
――話は脱線しますが、μ’s二年で言うススメ枠の曲として千歌たちには決めたよHand in Handがあって、花丸たちにとってはそれがWaku-Waku Weekだと思います。
でも三年生にとってのそれはまだ出てない感じがしますね。
考え方にもよりますが、G線上のシンデレラは少し違うかなって……あれはやっぱり二年間の離れた時間があってそのあとの曲ってイメージがどうしても強いですから
椿:確かに。あれは2年間の夢を曲にしたような感じですね
ちょっと矛盾するんですけどダイヤたちが曲を作る前の曲があるなら聴いてみたいです
――もう何度も話してますけど、二年前のOVA出せっていう
椿:本当にそれ(笑)
――そこに花丸やルビィの当時の話が同時並行で描かれたりしても面白いし…
そう言えば『#6 Aqours WAVE』は振り付け的な意味では二年前からの壁を乗り越えた回ですね
――「Aqours WAVE」と呼ばれるフォーメーション、「未熟DREAMER」の衣装や歌詞、「MY舞☆TONIGHT」という曲を作るプロセスなどで旧Aqours描かれているってことは嬉しいけどやっぱりそういうのも見たいですよね
椿:僕の言いたいこと先に言うのやめてください(笑)
――すいません(笑)
じゃ、次の質問の答え…あ~絶対ここだと思ってました!
③椿さんのエモポイント 椿さん、頑張って
Q3:一期で1番泣いたシーンは?
★椿★
9話未熟DREAMERのライブ前のシーンですね。
果南と鞠莉のハグしよ?は涙無しには観れませんね。その後の「親愛なるおねえちゃん、ようこそAqoursへ」で追い討ちをかけてきましたね。
1st LIVEではこのアニメ映像から未熟DREAMERに入る演出がとても感動的でした。
――1st LIVEの話、します?
椿:いやあの映像は本当にズルいですよ
――でも、あれ(挿入歌発表の直前にアニメ映像のダイジェストを流す演出)っておそらく3rdでもやるわけじゃないですか?
ちなみに椿さんは現状何が一番怖……あ、これは訊かなくても分かりきってました
椿:察されてる(笑)
MY舞☆TONIGHTの前の黒澤姉妹のくだりきっとやるだろうから、もう始まる前から涙でステージ見れないですよね
――始まる前から限界ですか
椿:いや、でもやっぱりMY舞☆TONIGHTの最初だけはどうしても見たいから、自分頑張ってくれって感じ
――でもアニメ映像的には黒澤姉妹のハグは100%入るとして
もしかするとOST『素直になれなくて』と一緒に「勘違いしないように!」のとこも使われるかもしれないですよね
椿:あ、無理そう
――椿さん頑張って(笑)
椿:てか二期入ってから素直になれなくての使い方頭おかしいですよね
もう演出や監督も使えば視聴者の涙腺を仕留められるって分かってますから
小学生がボーマンダのりゅうせいぐんしか使わないのと同じですよ
――それで実際意味持たせて破壊力あるシーンになってるからヤバいですよね。
加えて二期の新しく追加されているOSTもすごいですし
椿:もう~加藤さん~
(※加藤達也さん:サンシャイン!!のBGMとして使われているOSTを担当されている方)
★椿★
推し補正なしでAqoursとして好きなシーンは1期12話の「Dear穂乃果さん」ですかね。Aqoursへの、そして自分の中でのラブライブ!サンシャイン‼︎への想いが大きく変わったシーンです。
――あ、推し補正ないと一期十二話なんですね
椿:僕はもう絶対これですね
――なんか七話ぐらいまではラブライブ!の第二弾というかそういう立場として見てる人多かったと思うんですけど、八話で「お、ちょっとサンシャイン!!ってオリジナルの輝きを持ってるんだな」ってなってきて、十二話でそれが確信に変わりましたよね
例えばμ‘sが好きでAqoursはただ興味がないよって人とかでも、あの十二話は単体として多分評価高いと思うんですよね。
『#6 Aqours WAVE』『#7 残された時間』とかみたいにAqoursのことを深く知ってたり、千歌の背景を知ってるからこそ面白いって回もあるかもしれないですけど
椿:そうじゃない人は一種のフィルターがかかってるような人が多いかもしれないですね
――逆に賛否わかれててそれが頷けるのは十三話ですし、そこはうまく安定と冒険を両立してるなって…
――他に一話完結で面白い回としては一期四話「ふたりのキモチ」ですかね
椿:トリスさんの推し回ですね
――二期八話を見てから、椿さんにとっても破壊力増してますけど(笑)
あの回は劇場版まで見たラブライバーなら凛ちゃんが五年後の世界の片田舎で、何か悩んでいて一歩を踏み出せない女の子の背中を間接的に押すきっかけになるってのが……
椿:μ‘sが好きな一人のライバーの視点として嬉しい
――そうなんですよね。それこそLove wing bell歌詞の「だからね あげるよ元気」があげられた…みたいな
椿:結局僕も十二話まではどこかμ’sの影を追いかけていたところがあって……
でもあの回で酒井監督に何かを気付かされたんですよね
――サンシャイン!!がはじまった…って感じがしました
椿:だからこそ十三話のあれ(ライブパート前のミュージカルのようなシーン)は一話から十二話をまとめた「前回のラブライブ!サンシャイン!!」なんですよね
――しかもあの十二話でμ‘sとA-RISEとは違う関係性をAqoursとぶつけあっていたSaint Snowの存在が出ていたし、二期までに色んなことを妄想していたからそれが本筋にさらに関わってきてワクワクしますね。
もしTOKYOの回だけでしか出てなかったらこうはなってなかった……Saint Snowもひとつの挑戦者で主人公、みたいな
椿:そうそう。Saint Snowにも感情移入出来てるから、それぞれ物語が自分の中で大きくなっている
――アニメ一期のOFFICIAL BOOKでも言われてましたね。
椿:そうそう。サンシャイン!!の面白いなーと思う点のひとつが、Saint Snowを否定しないところ……
――なんですけど、それに関しては後半でAqoursとSaint Snowを比べる話の時間を取っているので、そのときでお願いします
椿:だいぶ話脱線しちゃってるね(笑)
――十二話の話でしたね。では、二期の方の答えも見てみます
Q4:二期で1番泣いたシーンは?
★椿★
4話ダイヤさんと呼ばないで の全てと言いたいですけど、それを超えてきたのは8話海辺の黒澤姉妹ですね。
姉を想う妹、妹を想う姉。美しい姉妹愛、そしてスクールアイドルとしての残された時間、限られた時間に対する素直なキャラクターの気持ちを表現してくれているシーンですね。何も言うことはないです。ありのままのルビィちゃんダイヤさんの気持ちを受け止めたら自然と涙が溢れます。
――これは…
椿:……
――……二期に入ってわりとダイ鞠莉推してきてるシーンがあると思うんですけど、それを踏まえて四話を見直すと「よかったね、希望が叶って」ってのもまた意味をもつよね。
椿:そこ良いですよね。小原わかってんなぁ~っていう(笑)
ダイヤさん結構影の立役者みたいな風に思われてるけど、一番の立役者はむしろ鞠莉かなって思います。ダイヤのこともすごくよく見てるし。
――例えば、鞠莉で言えば二期六話の「否定しないで」は名シーンでしたね
椿:三年生もダイ鞠莉も関係としてすごく好き
――ダイヤさんは二年前の時点で妹に関する弱い部分をまた鞠莉の前では晒している可能性ありますよね 鞠莉曰く彼女は“へっぽこぴー”ですし
――あときっとダイヤは二年前の「片づけて」を後悔してたんじゃないですかね。
だからルビィに対してそれ以降何も言わない・言えなかったけどそれをルビィが引きずって姉に見せないようにスクールアイドルを見ていたのかも
ただエモいのはその姉に見せないように……っていう流れがあるから一期四話アバンの花丸が振り返った図書室で雑誌を読んでいるルビィが在った
……“全てに意味がある”“運命のように出会う見えない力”でしたよね
椿:それ好きだね(笑)
――好きです(笑) 便利な言葉なので……ただし“見えない力”が働いているとしても、イープラスの厳正なる抽選は許さないです
Q5:1番好きな歌詞は?
★椿★
あなたの手に 私の手を 重ねたら 何か始まる?
未熟DREAMERじゃないんかい!笑と思われるんですけど、歌詞だけで行くと真夏は誰のモノ?になっちゃうんです笑
――未熟DREAMERじゃないんかい!(笑)
ルビィの手にダイヤの手を重ねたという歌詞は先ほど述べた親愛なるお姉ちゃん、ようこそAqoursへ」のシーンに重なるので大好きなんですよ。
黒澤姉妹を語る上で2人のデュオ曲である真夏は誰のモノ?は外せないと思っています。
――椿さんは真夏は誰のモノ?の歌詞をよく考察してますもんね
椿:そうそう。未ドリは映像とかストーリーとかがあって、そういった背景で見えるものもありますし、対して真夏は歌詞が大きいからそこから受けとらないと
曲『未熟DREAMER』の話するには『#9 未熟DREAMER』の話が必ず入ってきますけど、真夏はそれで完結してるからその世界観みたいなものを妄想する楽しさはありますね
Q6:ラブライブ!サンシャイン‼︎のどんなところが魅力ですか?
――あれ椿さん、この質問の答えだけ書いてないですけど
椿:ん? いや、ちゃんと書いてありますよ
――あれ、表示ミスかな……って
★椿★
酒井監督。
――wwwww
椿:いや真面目にね
――ずいぶん簡潔ですね(笑)
椿:まぁ、ラブライブ!サンシャイン!!のどこが好きかって考えた時にやっぱ結局は(アニメの)ストーリーだなぁって思ったんで
酒井監督の中にあるラブライブ!ってものを信用してるから楽しめてるよね
――なるほど。たしかにそれは魅力ですね
④後編へ続く
今回はここまでで続きは次の記事にさせていただきます
なお、次回のトークテーマは以下の予定です
- 『#8 HAKODATE』においてルビィと理亞の差異とはなんだったのか
- AqoursとSaint Snowとはどういった点が同じで、どういった点が違うのか
- 『#4 ダイヤさんと呼ばないで』はルビィからどう見えていたか
- 『#7 残された時間』の羽根についてどのような意味があるか
- 『#7 残された時間』で梨子が自室で弾いていた曲は何か
- 『MY舞☆TONIGHT/MIRACLE WAVE』の歌詞やメロディーついて