トリスのメモ帳(33) 《君とのLIFE》 μ’sの好きなシーン

こんにちは、トリスです

普段当ブログではラブライブ!サンシャイン!!が好きな方にサンシャイン!!の面白さを伝えることを目的に活動しています

 

ですが、サンシャイン!!と同じ「ラブライブ!」シリーズの前作

その主人公として『みんなで叶える物語』を紡いだ9人の少女が居ることをご存知でしょうか

 

ラブライブ!サンシャイン!!はラブライブ!を知らなくても楽しめるのが良い所

……ですが

ラブライブ!を知っていればより楽しめるのもまたサンシャイン!!の良い所だと思います

 

と言うわけで今回はサンシャイン!!からラブライブ!の世界に入った方に向けて、μ’sのことを知っていただくきっかけになるようにとあるテーマで記事を書きたいと思います

 

ラブライブ!をリアルタイムで追いかけていた方にとっては退屈な内容になるかもしれませんが、ぜひ最後までお付き合いください

 

※上の動画の再生ボタンを押してから記事をスクロールすることではみさん(@hamikkuri)の素晴らしいアコギアレンジメドレーを聴きながら記事を読むことが出来ます

 

 

ラブライブ!を構成する最も大きな要素はなんでしょうか

私はこれはμ’sだと思っています

 

この9人が居なければ『ラブライブ!』は始まらなかった

それはキャラクターだけでなくキャストの9人の意味でもそうだと思います

 

そんな彼女たちのどんなところを私が好きなのか

今は伝説になったかもしれませんが、生きた9人の人間である彼女たちについて今回は話したいたいと思います

 

※サンシャイン!!から入った方も殆どがラブライブ!を視聴済みだと思うので、ある程度の物語に関する知識は省略して書かせて頂きます。ネタバレを避けたい方はここで記事を閉じて頂けると幸いです

 

それでは全てのキャラに対して「(個人的に)好きなシーン!」をひとつずつ紹介していきましょう

 

 

 

①高坂 穂乃果

 

ラブライブ!の物語と深く結びついた楽曲たち……それがナンバリングシングルです

その中でも5thシングルWonderful Rushまではアニメ一期放送よりも前に発売されました

そして、アニメ一期終了後のセンター投票を受けて発売されたのが6thシングルMusic S.T.A.R.T!!

 

その歌詞から受けたラブライブ!μ's →NEXT LoveLive! ~ENDLESS PARADE~』……いわゆる“4thライブ”が2014年2月に行われました

そしてラブライブ!二期が放送開始したのはその翌々月のことでした

 

ここらへんの構図はサンシャイン!!での3rdシングルHAPPY PARTY TRAIN TOUR』2ndツアーに例えると分かりやすいかもしれませんね

 

とにかく、そんな勢いのままで幕を開いたラブライブ!2nd season

私が好きな穂乃果のシーンはその中にありました

 

【(個人的に)好きなシーン!】
#12*『ラストライブ』

 

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このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない

応援なんてもらえないかもしれない

 

これは2期12話でのラブライブ!決勝においてμ’sがKiRa-KiRa sensation!を披露した後、ステージ裏で観客のアンコールに気付いた時に思い出したセリフで、元は1期3話の誰も居ない講堂でのファーストライブ後、穂乃果自身が口にした言葉です

1期では始まりの決意を示した言葉

 

でも、一生懸命頑張って、私たちがとにかく頑張って届けたい

今、私たちがここにいる、この想いを 

 

今まで届ける側として駆け抜けてきた穂乃果だからこそ、この『ラストライブ』では逆に観客から「呼ばれる」のが素晴らしいですね

 

ここで、一期の物語を総括した楽曲『Music S.T.A.R.T!!』の歌詞を見直してみましょう

 

もっと知りたい?私の想いを知りたい?

Music! 流れる幸せのメロディー(聴いてね)

   (Music S.T.A.R.T!!

 

2期12話の前半で穂乃果が夜の街に向けて叫んだ言葉……「聴いてね」

楽曲を再現するような展開で、μ’sからみんなへの想いが一方通行でないことが示されたわけです

 

僕と君で来たよ ここまで

みんなの想いが届いたよ ありがとう

   (KiRa-KiRa sensation!)

 

 

②絢瀬 絵里

 

実は絵里の一番好きなシーンについてはかなり悩みました

もちろん、穂乃果もですが好きなシーンはたくさんあります

 

具体的には1期13話のこのセリフを選ぶかで迷いました

 

私は穂乃果に一番大切なものを教えてもらったの

変わることを恐れないで、突き進む勇気

 

私はあの時、あなたの手に救われた

 

ですが、私が選んだのはこのセリフです

 
【(個人的に)好きなシーン!】

#9*『心のメロディ』

 

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 ……ありがとう

 

2期9話でラブライブ!予選に向けて大雪の中を音ノ木坂から走ってきた穂乃果たち

ステージに立てないかもしれなくて不安だったと泣き出す穂乃果を抱いた絵里が口にするのがこのセリフです

直前の穂乃果の言葉を受けるだけなら「ありがとう」とは口にするのはおかしいのが私がこのシーンが好きな理由です

 

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ここまでの穂乃果の全てに対する感謝がつまった「ありがとう」

それはスクールアイドルとしての絵里だけでなく、元生徒会長としての絵里から学校を大切に思ってくれた穂乃果への意味も込められていたのではないでしょうか

この言葉が最終話での生徒会室のシーンに繋がっていきます

 

③南 ことり

 

【(個人的に)好きなシーン!】

#6*『ハッピーハロウィーン

 

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私には、私の役割がある

今までだってそうだよ

私はみんなが決めたこと、やりたいことにずっとついていきたい

 

道に迷いそうになることもあるけれど、それが無駄になるとは思わない

 

これは新しい曲のテーマでみんなで迷走していた時、衣装作りの最中ににこが言ったセリフ『衣装係って言われて、損な役回りに慣れちゃってるんじゃない?』を受けてのことりの返答でした

 

1期前半では自己主張の強い台詞が少なかったことり

そんなことりが幼馴染も居ない状況でしっかりと自分の想いを言葉にしている所に一期後半での成長が見て取れますし、それ以上にμ’sの中でそれをちゃんと伝えあえる信頼関係が構築されていることが感じられるシーンです

 

みんなが集まってそれぞれの役割を精一杯すれば、素敵な未来が待っているんじゃないかな?

 

ことりを象徴するような2種類の楽曲でも『未来』というのはその主題として中心に据えられていましたね

 

Wonder zone 強い私へとなれる未来  (Wonder zone

未来をしっかり見て!  (Wonderful Rush

 

 

④園田 海未

 

【(個人的に)好きなシーン!】

#12*『ラストライブ』

 

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楽しみですよね

もうすっかりクセになりました

たくさんの人の前で歌う楽しさが

 

1期3話で人前で歌うことを恥ずかしがっていた海未

彼女もまたこの一年間を通して穂乃果やことりと同じように成長しています

 

そして、この直後の円陣で穂乃果がいつもと違うことに一番に気付いたのも彼女でした

 

 

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ラブライブ!の主人公である穂乃果の幼馴染として、親友として、パートナーとして、ライバルとして、仲間として、そして同じμ’sのメンバーとして駆け抜けた彼女

 

1話で海未が思い出した幼少期に見た夕陽の記憶は、誰の記憶にも通じるものだからこそラブライブ!が「みんなで叶える物語」として視聴者を巻き込んでスタート出来たのかもしれませんね

 

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⑤星空 凛

 

【(個人的に)好きなシーン!】

#4*『宇宙No.1アイドル』

 

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星空凛(形容動詞)】

 

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意味:女の子らしくて可愛らしいさま

 

 

⑥西木野 真姫

 

【(個人的に)好きなシーン!】

#11*『私たちが決めたこと』

 

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だからアイドルは続けるわよ!

絶対約束する!何があっても続けるわよ!

でも、μ’sは私たちだけのものにしたい!

 

ファーストライブの時、μ’sは穂乃果たち三人でした

ですが、その頃から楽曲という形で関わっていたのが真姫です

 

もし穂乃果に誘われなければ真姫は卒業まで友人もなくひとりでピアノを弾いていたかもしれません

そんな真姫にとってμ’sはとても大切なものでした

 

だからこそ同じくμ’sに出会うまでひとりで過ごしていたにこに言います

 

にこちゃんたちのいないμ’sなんて嫌なの!

 ……私が嫌なのっ!!

 

μ’sが大切だからμ’sを続けてほしいにこ

 

μ’sが大切だからμ’sをお終いにしたい真姫

 

向かい合った二人の根本的な想いが一致していることも非常に好きなシーンです

 

 

⑦東條 希

 

【(個人的に)好きなシーン】

 

なになにーっ?

教えてー!!

 

いやどこのシーンだよ

 …読んでいる方の心の中のツッコミの声が聞こえました

 

これはこのシーンだけが、というわけでなく一貫した希の性格が好きということなのですが、希の性格を表す言葉とはなんでしょうか

 

答えにはいくつか種類があると思うのですが、とりわけここで扱いたい性格は簡単に言えば『やんちゃ』であることです

 

μ’sの中では全員を引っ張る太陽の穂乃果と対比して、皆の背中を押す月に例えられる希ですが、母親のような面倒見の良さだけでなく子供のようなやんちゃな一面を持っているギャップも彼女の大きな魅力です

 

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ここでピックアップしたシーンは2期13話『叶え!みんなの夢――』の最後の部分です

 

卒業式を終え校門を出ようとした三年生

それを見送ろうとした時、携帯に知らせが届いた花陽が部室に向けて走り出した時に一番にそれを笑顔で追いかけたのは希でした

 

このシーンの面白い点は、手を引かれた穂乃果すら戸惑っている中で、希が面白そうなことに飛びついて駆け出していったことです

一般的なイメージとは逆かもしれません

 

実は希は楽しいことが大好きだと言う描写が細かいセリフの中に何度か出てきています

 

でもちょっと面白そうやね! (2期11話)

 

これは穂乃果がみんなの遊びに行きたい場所全部行こう!と言い出した時の台詞です

そして劇場版の大通りでSUNNY DAY SONGライブを穂乃果が「もし出来たら面白いと思わない?」と聞いた時に一番に応えたのも希でした

 

いいやんっ!うちは賛成! (劇場版ラブライブ!

 

ある意味では穂乃果以上に積極的に楽しいことを追いかける彼女の姿勢

 

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それは過去回想で出てきたいつも寂しそうな少女とかけ離れたものだからこそ見ていて嬉しくなるのです

 

 

⑧矢澤 にこ

 

【(個人的に)好きなシーン!】

#13*『叶え!みんなの夢――』 

 

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愛してるばんざーい合唱で一人だけ振り向かない矢澤先輩

 このシーンの表情がかっこよくて好きなんですよね

 

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二期で言えば、9話での涙の堪え方や11話での泣き方もそうですが、『可愛さを貫くかっこよさ』みたいなものがにこの大きな魅力ですね

 

名台詞という事なら、やはり「アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔にさせる仕事なの!」も外せません

 

 

⑨小泉 花陽

 

【(個人的に)好きなシーン!】

#5*『新しいわたし』

 

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そんなことある!!

 

花陽が幼馴染の凛を強く否定したのはこれが最初で最後だと思います

彼女が否定したのは、凛が自分の魅力を否定したこと 

 

このふたりの幼馴染関係は穂乃果・ことり・海未とは少し違います

お互いに自分になんらかの自信が持てない部分があり、同時に幼馴染を強く信用している

 

1期4話では真姫と凛に背中を押され、夢であったスクールアイドル部に入る決意をした花陽

その花陽が「自分は花陽(かよちん)みたいに可愛くない」と思っている凛を肯定することで、今まで凛が抱えていたコンプレックスが逆に自信に変わる構図が美しいですね

 

また余談ですが、花陽に背中を押された凛の一歩はサンシャイン!!4話の物語に繋がりました

雑誌に載った凛の可愛い姿を見て「こんな可愛いスクールアイドルは自分には無理だ」と思う花丸を、幼馴染のルビィが「凛ちゃんもスクールアイドルに向いてないってずっと思ってたんだよ」と伝えました

「こんな可愛い人は自分とは違うから無理」から「こんな可愛い人も自分と同じ気持ちだから自分にも出来る」という真逆の意味に変わる構図は凛と花陽の関係とも似ていますね 

それも話したことはなくとも、花陽推しであるルビィだからこそ出来たことかも知れません

 

 

⑩まとめと関連項目 他

 

……と、一人ずつ個人的に好きなシーンを並べてみたのですがいかがでしたか?

おそらくこれを読んでいる方の好きなシーンは私とは違ったのではないでしょうか?

 

実は、今回は皆さんにも「いや、あそこも良いよ!」と思っていただくために、あえて少し外したシーンもピックアップしてみました

 

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もし違ったのならば、皆さんの「(個人的に)好きなシーン!」の話も聞いてみたいですね

この機会に言葉にしてみてはいかがでしょうか

楽しみにお待ちしています

 

 

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それでは次は、また気が向いた時にでも

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

 

 

 

 

スペシャルサンクス

【はみさん】

今回は動画の掲載許可をいただきましてありがとうございます

実ははみさんの演奏動画自体は4年近く前から拝見していたのですが、先日サンシャイン!!も含めたオフ会で機会があって生で演奏を聴かせて頂きました

μ’s楽曲の魅力を僕が知るひとつのきっかけになった方とサンシャイン!!を通じてお会い出来たことがとても嬉しかったです

ラブライブ!の音楽を好きだという気持ちが演奏という形で表現される様子は聴いていて気持ちがいいですね

特に『ラブライブ!アコギアレンジメドレー Final - YouTube』は涙無しには見れませんので興味のある方はぜひチェックしてみてください

 

 

改めて、素敵な演奏をいつもありがとうございます