ダイヤの個人回としてまとまった四話 その中で繰り返し使われていた言い回しである『ちゃんと』について考えてみました
①ダイヤちゃんとダイヤさん
四話は今まで後輩から『ダイヤさん』と呼ばれ慕われていたダイヤが、果南や鞠莉と同じようにちゃん付けで呼んで欲しいと思い迷走(?)する個人回
中盤以降、九人は伊豆・三津シーパラダイスでバイトすることになります
そこに遊びに来ていた幼稚園児たちの中にはそれをまとめようとするオカッパの女の子(以下、幼女と呼びます)が出てきます
この幼女がダイヤに似ているのは一期十二話「はばたきの時」に出てきた少女が誰かに似ていたことと同じように作為的なものだと思うのですが、その幼女とダイヤが共通して使っている言い回しがあります
それは『ちゃんと』という言葉です
『もう皆、ちゃんとしてよ!!』 (幼女)
『皆、ちゃんとしましょうね』 (ダイヤ)
この言葉が使われていて特にイメージに残っているシーンはここですが、他にもあったので次はそれをリストアップしてみます
②『ちゃんと』はダイヤの口癖?
四話内でキャラが『ちゃんと』と言っているシーンは合計で七回です
1 「生徒会長としてちゃんと規律を守らねば」 (ダイヤ:淡島)
2 「ちゃんとなさいっ!」 (ダイヤ:屋上)
3 「ちゃんとなさい!」 (ダイヤ:フリマ)
4 「真面目で、ちゃんとしてて…」 (果南:回想)
5 「もう皆、ちゃんとしてよ!! ちゃんと…してよ…!」 (幼女:三津シー)
6 「皆、ちゃんとしましょうね」 (ダイヤ:三津シー)
7 「ちゃんとしてるんです!」 (千歌:三津シー)
ほぼ全てがダイヤに関わる発言であることも考えると『ちゃんと』はダイヤの口癖だったのかもしれません
ちなみに一期の方で『ちゃんと』という言葉が使われたのは(「千歌ちゃんと~」などを抜いて)19回確認出来ました
その中でも七話「TOKYO」でのルビィのセリフ
東京のイベントについてダイヤに説明するときの「ちゃんとしたイベントで…」
東京に行く恰好を梨子に見せた時の「ちゃんと、してますか?」
この二つはルビィが一番ダイヤからちゃんとするように言われ続けてきたからなのかもしれません
また、九話未熟DREAMERでは三年生三人が
「ちゃんと伝えていましたわよ、あなたが気付かなかっただけ…」
「どうして言ってくれなかったの…思ってることちゃんと話して」
「負けられないとかじゃなく、ちゃんと言ってよ!!」
と全員がコミュニケーションに関してその表現を使っていたことも印象的です
きっと二年前からの三年生のすれ違いがあったからということも含めて、ダイヤは未熟DREAMERで歌った『言葉だけじゃ足りない そう言葉すら足りない』ことでまたすれ違わないようにここで『ちゃんと』呼んで欲しかったということもあったのだと思います
③関係ないけれど、好きなシーン
見出しに書いた通りここまでの『ちゃんと』の話とはほぼ関係ないのですが好きなシーンがあるのでそれについて記します
それは幼女が他の幼稚園児を注意するが聞いてもらえないシーンの後の、ダイヤがまとめるシーンですね
特にこれに関しては考察とかそういったものは無いのですが、あの幼女が涙を置き去りにして歩き出すところ、ダイヤのウィンクに幼女がまるで何かを肯定されたかのような笑顔をみせるところがとても好きです
また、ここでのダイヤの幼女への肯定が、この後の千歌のダイヤさんのままのダイヤさんを肯定する流れに繋がっているのも美しいですね
④関連項目 他
第4話ご視聴ありがとうございました☺️
— 小宮有紗official (@box_komiyaarisa) 2017年10月28日
皆さんのおかげで「ダイヤちゃん」がトレンド入りしていて
ダイヤも大喜びですね(*´-`)笑
上映会も劇場のスクリーンだと音も映像も迫力満点で観られて凄く楽しかった!来てくださった皆さんありがとうございました💕
思い出のシーンの絵とともに✨ pic.twitter.com/AyDOflynmr
四話はみんなで上映会(LV)でリアルタイム視聴したのですが、トークコーナーで小宮さんが印象的なシーンとして三話の黒澤姉妹をあげていたのがとても嬉しかったですね