トリスのメモ帳(7) 作中に『ラブライブ!サンシャイン!!』は存在するか
ついに明日発売となるラブライブ!サンシャイン!!二期OPシングル『未来の僕らは知ってるよ』
この曲のOP映像とジャケットを見て考えたことを記します
※この記事では読みやすさのために『未来の僕らは 知ってるよ』を記事内で他の言葉と見分けやすい『未来僕』と言う略称で表記します
※今回は「こうなったら面白いな」という妄想の色が強く、考察ではありません
①『未来の僕らは知ってるよ』とは
未来の僕らは知ってるよ(以下、未来僕)とはラブライブ!サンシャイン!!の二期オープニングソングとして使用された楽曲
二期一話から登場する紙飛行機や、桜舞う季節に校門の閉じた浦女を前にして神妙な顔つきをする千歌など、映像でも話題になるシーンが多いですね
他には以下の要素がしばしば話題にあがります
・μ’sの大きなターニングポイントで歌われた曲の多くがタイトルに含んでいた「僕」というワードがタイトルに使われたAqours初の楽曲
・Aqours9人で歌う曲の収録されたシングルとして記念すべき10枚目のシングル
・「君のこころは輝いてるかい?」「青空Jumping Heart」などと同じく光増ハジメさんの作曲
歌詞も非常にメッセージ性の強く二期のこの先を進んでいくAqoursの決意を歌ったようなこの曲
そのシングル発売の情報を受けて感じた違和感に関して次に記します
②感じた違和感
このシングル発売を受けて私が違和感を感じたのはこのジャケットです
今までのシングルジャケットとはかなり違う印象を受けましたが、いったいどこが違うのか
比較対象として今までのシングルのジャケット画像を見てみましょう
やはり、まず挙げられるのが「メンバーが笑っていない」ということだと思います
ルビィを抱きしめるダイヤと花丸は微笑んでいますが他のメンバーは不思議そうな顔をしています
もしかしたらこれが二期の展開に繋がっている可能性はありますね
また、ダイヤと花丸と言えば未来僕での立ち位置的には千歌の両脇でサブセンター的なポジションで踊っているので、それも関係あるのかもしれません
ですが、今回の記事ではそれよりも次にあげられる点について主に考えます
つまり、ジャケットの両脇とタイトル下に書かれている『LOVELIVE! SUNSHINE!!』という文字ですね
今までのジャケットにおいて書かれた文字と言えば必ずそのメインとなる曲のタイトルとAqoursというグループ名のみ
他に例外らしい例外と言えば
デュオトリオのジャケットですが、これに関しては公式サイトのCDタイトル部にも同じことが書かれているのであまり気にする必要はなさそうです
他には、例えば『ユメ語るよりユメ歌おう』のジャケットには下に小さく「Yume Kataruyori Yume Utaou」と書かれていますがこれも単純に曲のタイトルがローマ字になっているだけですね
では、なぜ未来僕のジャケットには三回も『LOVELIVE! SUNSHINE!!』と書かれているのか
それについての明確な答えはもちろんありません
ですが、ここで「『未来の僕らは知ってるよ』という曲は『ラブライブ!サンシャイン!!』という言葉と深い関係を持つ」と仮定して一期の時から考えていた妄想(もしくは疑問)を言葉にしようと思います
③作中に『ラブライブ!サンシャイン!!』は存在するか
はい、今回もこの見出し(↑)がほぼそのまま言いたいことですね
これを呼んでる方もお察しの通り、ここでいう『ラブライブ!サンシャイン!!』とはアニメやコンテンツのタイトルとしてのそれではないです
前シリーズから引き続き開催されている『ラブライブ!』というスクールアイドルの大会に対して、『ラブライブ!サンシャイン!!』という大会は存在するか?という問いです
この問いに対する答えはNOですね
もしかしたら作中に存在するのかも知れませんが、千歌たちがそれをこの時点で把握していないということは少なくともそれが今後作中で明かされ関わってくるという可能性はなさそうです
では、ここで別の問いを考えてみましょう
つまり「作中でこれから『ラブライブ!サンシャイン!!』が発生するか?」という問いです
これもNOと答えても構わない
……のですが、せっかく今回は妄想を綴る記事ですので、発生するという仮定の上でここからはその過程を妄想してみようと思います
まずラブライブ!が存在する世界でラブライブ!サンシャイン!!(以下、サンシャイン!!)が 発生することは、考えられなくはない
よくスクールアイドルの甲子園と例えられるラブライブ!ですが、様々なスポーツではその全国大会が二つ以上存在することがあると思います
ですが、ここで一つの壁があります
それは、二つ目のラブライブ!が発生することはあっても、サンシャイン!!が何の関係もなく自然に発生することにないということです
なぜなら、知っての通りAqoursには『Aqours!サンシャイン!!』という掛け声があります
そのAqoursが生きる世界でそのAqoursと無関係にサンシャイン!!という名の大会が発生するというのはあまりにも都合が良すぎる
サンシャイン!!が発生するとすればそこにはAqoursが関係しなくてはいけない
では、どんな状況ならばAqoursが主体でサンシャイン!!が発生するでしょうか
④サンシャイン!!の発生を仮定するための妄想
ここで少し別の話をします
二期でAqoursはどうやって廃校を阻止するのでしょうか
ラブライブ!が行われるのは来年の春、ですがAqoursたちは少なくとも入学試験までには入学希望者を百人集めなければいけません
つまり「助けてラブライブ!」とは言えないわけですね
ここで二期を鞠莉が一話で言った「2nd season」=「二学期」は、この二期が二学期の範囲内の物語を描くという予想に合わせて考えます
すると、このまま10から100に向けて一歩ずつ進んでいくAqoursは年末に何か入学希望者を集めるための大きなイベントを行うのでは?
もしやるとすると、それはμ’sで例えればSUNNY DAY SONGを歌った時のような大会ではないスクールアイドルたちが輝くためのイベントになるのではないでしょうか
私はもし作中にサンシャイン!!が発生するとすればそれは大会よりもこのようなイベントの形になるのではないか、と妄想します
つまり、千歌たちが主体で『ラブライブ!サンシャイン!!』というイベントを開催し、それをもって廃校阻止に足る人数の入学希望者を集めるというパターンです
そして、これならばSaint Snowに投げかけた「勝ちたいですか?」という問いへの千歌自身のアンサーにもなりえますね
最初にジャケットの視点から見た未来僕とサンシャイン!!との深い関係というのはそういったところなのかもしれません
⑤蛇足と関連項目 他
ここからは蛇足になりますが未来僕の床面に映っているメンバーのシンボルマークは左右反転しています
おそらくこれは一話から千歌と梨子のやり取りも含めて二期のテーマが『逆』であること(これに関しては近いうちに別で記事を書くと思います)も関わっているのだと思います
もし逆さになった鞠莉のシンボルマークが鞠莉を中心に企画されるラブライブ!サンシャイン!!というイベントのロゴマークに進化していく…と妄想すると思わずニヤッとしてしまうのは私だけでしょうか
今回は本編とあまり関係のない上に、仮定ばかりの話でしたがここまで読んでいただいた方はありがとうございます
次回はさすがに考察寄りの記事を書くつもりです
また、前回のメモでは何人かの方にTwitterやブログ上で反応をいただきとても刺激になりました
ありがとうございます
ついに明日は未来の僕らは知ってるよの発売ですが、青空Jumping Heartも合わせてスクリーンが暗く切れている、観客も一人も居ないジャケットを合わせてその歌詞を考察していただける方が現れたら面白いと期待しているので、ここまでお読みいただいたブログを書かれている方は機会があれば是非よろしくお願いします