トリスのメモ帳(11) 梨子が生徒会長になる可能性はあるか
今回は妄想記事になります
真面目な記事を書いた直後には自分の妄想を書いてもいいというルールがあるので、今回は私の妄想について書きます
考察としての側面はほぼなく、作り話のようなものだと思って読んで頂けると嬉しいです
生産性はあまりないので戻るボタンを押して頂いても構いません
①桜内梨子とは
サンシャイン!!一話にて登場したAqoursのメンバーの一人でファーストシングルにおいては千歌と並んでWセンターをつとめた二年生・桜内梨子
一話で『それがすべての始まりだった』と言われている内容が千歌と梨子とスクールアイドルの出会いであることなどから、二人目の主人公としての立ち位置で描かれることがあります
前作ラブライブ!の舞台である音ノ木坂からの転校生でもあるので、そういった意味ではサンシャイン!!から入ったファンよりも前作からのファンが感情移入しやすいキャラクターかも知れません
内浦に引っ越してきたのは東京でピアノを弾けなくなったことが理由です
今は千歌に誘われ始めたスクールアイドル活動の中で取り戻した「ピアノを弾いていることでキラキラする」感情を持って両方に対してポジティブに取り組んでいます
挿入歌 想いよひとつになれの歌詞は後述する内容に関わるかもしれません
何かをつかむことで 何かを諦めない
②高海千歌に関する問題
二期(もしくはそれ以降)で千歌がぶつかるであろう問題として一期十三話で千歌母が言っていた『今度はやめない?』があります
これはおそらく千歌が普通怪獣となった原因の問題で、高海家の姉二人もなんらかの事情を知っている可能性が高いです
(もちろんラブライブ!ですので実はこれはそこまで大きな問題ではなかったというオチの可能性もあります)
個人的な予想ですと中学入学以前の時期の問題かと思います
理由としては以下の通りです
〇九話回想で千歌は果南と一緒に海に飛び込んでいた
⇒これは曜が飛び込みで特別であることに対する競争心から果南に頼み、曜に隠れて練習していたのではないでしょうか。幼いころの千歌は中学時代に比べて積極的だったと思います
〇十一話回想で曜からの水泳部の誘いを断っている千歌の髪留めが二つ葉
⇒三つ葉は普通の象徴ですので二つ葉は普通以下……千歌がなんらかの問題に直面して“やめた”ことでそうなったのではないかと予想しました
また、髪留めと言えば曜の描く千歌は四葉の髪留めをしていて、彼女にとって千歌が特別な存在として認識されていることが表されています
これは三話での曜のセリフにも表れています
飽きっぽいんじゃなくて中途半端が嫌いなんですよ
やるときはちゃんとやらないと気がすまないって言うか
曜から見た千歌はやらないことはあっても、やり始めたことはやりきる存在だったように見えます
つまり、曜は過去の件には関わっていないのでしょうか
一期八話を経験した千歌が過去の問題と再び向き合うときが来たら面白いですね
③桜内梨子が生徒会長になる可能性はあるか
では、千歌に比べてもう一人の主人公である梨子が今後直面する問題はなんでしょうか
一期で抱えていたピアノに関しては十話の選択があったことで完全にトラウマを乗り越えています
他のキャラクターで言えばいわゆる個人回的な出番は一度あればそれで充分という考え方は出来ますが梨子に関しては、中心寄りの立ち位置に居るので、Aqours九人として直面する問題以外に何かあるかもしれません
そう考えた時にあり得る選択肢として2つと考えました
そのひとつ目は梨子が生徒会長になる可能性です
ダイヤが三年生である以上、学校が統廃合しない場合に新生徒会長が生まれます
(ここでは統廃合は回避できるもので、Aqoursが2期の結末として10から100へを成し遂げるものと仮定しています)
ラブライブ!からの先入観で、なるとすれば千歌なのでは?と無条件で思ってしまいますが、主人公として梨子がなる可能性もあると思います
もしそうなれば外から来た人間が内浦の良さを受け取り、浦女の未来を大きく任される立ち位置になるという展開で面白いですね
また、2期からは特に現実的な意見を多く提案するようになった梨子にとってその役職は相応しいかもしれません
もちろん、これが千歌でももちろん展開として面白いですし、どちらにもならない可能性もあることは言うまでもありません
話は逸れますが、最も浦女を守ることに必死になっているダイヤや果南・鞠莉が物語の展開全てに関わらず一年後に生徒としてこの場所にいられないこともまた切ないですね
これもまた妄想ですが、統廃合を回避した後に鞠莉は理事長を他の小原家の人に交代するのではないかと思いますね
カレー牛丼は同時に皿から消える、と言い換えてもいいかもしれません
④桜内梨子が音ノ木坂に帰る可能性はあるか
そして、上で述べた梨子が直面する問題の可能性のふたつ目がこの見出しです
これに関しては一期一話から考えていたことで、もしかすると今回の記事のタイトルにするべきはこちらかもしれません
なぜこう考えたかと言うと、一期一話の『すべての始まり』が千歌と梨子との出会いであった以上、Aqoursの物語の結末にはなんらかの形で千歌と梨子の別れが組み込まれるのではないかということがあったからです
※一話アバンとラストで言われた『それ』はμ’sのことだけではないかと言われることが多いですが、吹き飛ばしたもののひとつとして“桜色の風”があるのかもしれません。これは未来の僕らは知ってるよの『光る風』とも対応しているようです
現状のAqoursは三年生が卒業した後も、活動を続けることが容易に思えます
それは二年生で作詞・作曲・衣装が揃っており、二期二話で三人・六人で別れて曲を作ったことなどからもそうする姿を想像することは難しくないです
だからこそスクールアイドルの輝く限られた時間であるこの一年間の終わりに何らかの卒業が必要かもしれません
このシーンは一年後に浦女に居る五人と居ない四人なのではないかと言う考え方も出来ます
さらに言えばここで千歌が初めて自分自身で作曲もした曲を梨子に、梨子が作詞もした曲を千歌に送るような展開があればとてもいい最終回になるかもしれませんね
一期二話などでも見られる梨子にとってのピアノの比喩でもある海
『海に還るもの』がまた新しい意味をもつかもしれません
もちろん、そこから作られた想いよひとつになれも
想いはひとつだよと
違う場所へ向かうとしても信じてる
⑤蛇足と関連項目 他
今回あげた③と④は同時には絶対に成り立たない展開ですが、どちらも可能性として100%ないとは言い切れないような気がします
もちろん、展開予想は個人の妄想であってあり得ないに近いものですが、こうやって妄想して楽しめるのも物語が進んでいる今ならではの楽しみ方なのではないでしょうか
今回はあまりにも不真面目な記事だったので5話感想記事のあとはOSTに関する記事でも真面目に書こうと思います
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〇梨子目線での歌詞解釈