こんにちは、トリスです
ついにラブライブ!サンシャイン!!二期OSTアルバムが発売ということで今回は全曲のちょこっとした感想やメモを書いていきたいと思います
とは言え、ほとんどのOSTに関しては前回収録曲のタイトルが出た時点で感想をほぼ書いてしまっているので、今回はあまり深くはふれないものが多いと思います
その代わり、OSTアルバムで実際に曲を聴きながら読んでいただけるように細かい音の良さなどについて書きます
それではこの素晴らしいOSTの世界を一緒に見ていきましょう
①加藤達也さんのコメント
まず最初にアルバム内に記載されている加藤さんのコメントを見てみましょう
加藤さん
『TVアニメ1期を経て2期ではどんなストーリーが待っているのか?どんな音楽を作っていけば良いのか?
制作当初から思いを馳せつつ本当に楽しみで仕方がありませんでした。
1期ではラブライブ!サンシャイン!!の世界観とAqoursのメンバーの描写を丁寧に表現していきながら、映像の尺に音楽を合わせて作るフィルムスコアリングなども用いて、ドラマを写実的に演出する方向で音楽を付けていきました。
今回はそういった1期からの楽曲を使いつつも、2期ならではの新しい音楽的な方向性とエネルギーを注入してよりいっそう濃縮還元されたサンシャインならではの、Aqoursならではの空気感を表現できるように考えていました。』
加藤さん
『まず最初に1期のメインテーマがAqoursそのものを表現する曲だったのに対し、2期のメインテーマである「起こそうキセキを!」では、Aqoursの面々が困難に打ち勝とうともがき苦しみながらも、未来へ向かって歩んでいく道筋や、それぞれの葛藤と想いの強さを表すようなメロディとなるよう、より彼女たちの心情に寄り添った1曲にしたいと考え臨みました。』
1期のメインテーマとは『FRIENDSHIP』などをはじめとする友情のテーマ……当ブログでは『1期裏メインテーマ』と呼んでいるメロディですね
そして、ここで加藤さんが2期のメインテーマ呼ばれているメロディは、今までこのブログで『2期裏メインテーマ(もしくは裏メインテーマ)』と呼んできたものです
05.起こそうキセキを!
(予想タイトル:『走り始めて』)【使用シーン:#1 ラスト #3 ラスト #10 バス飛行】
これは『裏メインテーマ』としてもっともスタンダードなOSTです 『01.夢を飛ぶ紙飛行機』をそのままテンポをあげたようなイントロ 特に繰り返した後に一度弱くなるようなサビが強くなっていくサビはまさしく『裏メインテーマ』としてつかわれるにふさわしい音楽ですね
トリスのメモ帳(24) サンシャイン!! OSTアルバム『Journey to the Sunshine』 最速レビュー記事 - トリスのメモ帳
加藤さん
『彼女たちが何か壁に行き当たったところから心に決心を抱き、もう一度立ち上がり輝きを目指して真っ直ぐに走り始める・・・
1話や12話のラストのイメージそのもののような姿を頭に思い描きながら、1曲の中にひとつのドラマが感じられるような楽曲を目指して作曲しました。』
裏メインテーマの象徴するものが『走ること』というのは当ブログでも何度か触れていて、それこそ一期一話のアバンで千歌の言った『わき目もふらずに走りたくて…』と通じるテーマメロディだと考えていましたが、それはどうやら間違いではなかったようです
15.0から1へ、1からその先へ!
(予想タイトル:なし)【使用シーン:#12 ラスト】
完成された裏メインテーマ
『走ること』を意味するこのメロディーの象徴のようなOSTです
1話との対比で最も好きなOSTにこれをあげる人も多いのではないでしょうか
トリスのメモ帳(24) サンシャイン!! OSTアルバム『Journey to the Sunshine』 最速レビュー記事 - トリスのメモ帳
加藤さん
『もう1曲全体の中で中心となった曲は「ALL FOR ONE」と「ONE FOR ALL」のメロディで、こちらはAqoursの結束、仲間同士の友情や想いの繋がりの深さを表現した曲になります。
目標に向かってときに落ち込み、ときに涙しながらも、自分たちだけの輝きを探して一歩一歩進んでいく彼女たちの姿を、どの曲にも投影するべくこの2つのメロディがたくさん散りばめられています。』
こちらは当ブログで今まで『サブメインテーマ』と呼んでいたテーマメロディですね
使われたシーンの共通点として、もっと過去の時間にかかわる意味合いが強いと解釈していたのですが、微妙に違っていたようですね
『輝きを探して』という言葉は前の裏メインテーマに関する説明で使われた『輝きを目指して』と対比になっているようです
それこそ二期OP『未来の僕らは知ってるよ』の歌詞を思い出しますね
未来をどうしようかな!?
みんな夢のカタチを探して 泣いたり笑ったり
未来の僕たちは きっと答えを持ってるはずだから
ホンキで駆け抜けて
そんな二つのテーマですが、これまで通り『裏メインテーマ』と『サブメインテーマ』という名前で扱おうと思います
それでは、実際の収録曲の内容を見ていきましょう
皆さん、OSTアルバム『Journey to the Sunshine』再生の準備はよろしいですか?
②[ Disc1収録曲 ]
01.夢を飛ぶ紙飛行機 【裏メイン】
サウンドとしては王道的な裏メインテーマであり、かなりテンポがゆっくりとしていてピアノの存在感が強いのが特徴です。一話では千歌が夢が覚めるタイミングまでなので一分弱しか使われていませんが、果たしてその先があるのかどうかも気になるところですね。
トリスのメモ帳(24) サンシャイン!! OSTアルバム『Journey to the Sunshine』 最速レビュー記事 - トリスのメモ帳
一話アバンの千歌の夢の中のシーンで使われたOST
やはり、テレビで使われたのはフルサイズではなかったようですね
一話で使われた0:51までに比べて後半は比較的明るくなっているものの、二期のシリアスな空気が伝わってきますね
テンポを除いてイントロが『起こそうキセキを!』にかなり近いので聞き比べてみても面白いです
02.Hello New Season! 【裏メイン】
思わず口ずさみたくなってしまうテーマメロディ
結城アイラさんの「ララッララッラララッ」というボーカルが楽しいですね
明るく気軽に聞きやすいOSTだと思います
1:55からのアウトロの盛り上がりも好きですが、アニメとは少し変わっているようですね
04.届かない想い 【裏メイン】
かなりシリアス寄りのメロディ
一話では説明会中止を聞いた帰りのバスで流れていましたね
05.起こそうキセキを! 【裏メイン】
加藤さんのコメントでも触れられていましたが、二期を通して最も多く使われた裏メインテーマですね
たしかOSTアルバムのCMで使われているのもこの曲だったと思います
個人的には2:32からいったん小さくして、そこから盛り上げるのが好きですね
『虹がかかったもーん!!!』というセリフが聞こえてきそうです
06.ゴージャス!&セレブリティ!! 【裏メイン】
正直二話のホテルオハラの銅像のせいでこのイントロだけで条件反射で笑ってしまいそうになるのですが、落ち着いて聞いてみるとめちゃめちゃかっこよくてオシャレなOST
『あっ、ぞうさん!(パオーン』というセリフが聞こえてきそうです
07.Mari's Rock Demo
アニメと違って途中で止まらないので良いですね
フルだと二分以上になるのかな?と予想していましたが、一分間サイズ
一期で言うRiko jump High!!と同じように一部のファンから人気が出そうです
08.Let's enjoy together
微妙に結城アイラさんの声が入ってるな~と思って聴いていると途中から異常な存在感を放ち始めます
09.読書のお時間
二話と九話のフラグ回収で使われたOSTですね
えっ、あっ、ディズニーアニメで使われてそうですね
『裸の付き合いですわぁ~!』というセリフが聞こえてきそうです
10.Raindrop Melody
通称、雨の音
これを機にOSTアルバム購入を考え始めた方も多いのではないでしょうか
MY舞☆TONIGHTのフルが発売されている今改めて聞くと非常に面白いですね
3rdツアーではMY舞☆TONIGHT披露の直前に流れる可能性の高いOSTです
12.激走!みかんトロッコ 【裏メイン】
やはりアニメに比べてかなり尺が伸び、アップテンポで聞いていて楽しいOSTだと思います
というかこれにも裏メインテーマのメロディが含まれていることにアニメで見ている時には全く気づけませんでしたが、意識して聴くと面白いですね
13.ダイヤちゃんと呼ばれたい 【裏メイン】
四話よりも十三話のAパートで使われた印象が強いOSTですね
最後の十数秒間はアニメではルビィの涙で中断した部分なので、今回初登場になります
十三話ではこのOSTを後ろで流しながらタイトルの通り『ダイヤちゃん』と千歌が呼んだことも面白かったですね
14.みんなでフリマ! 【裏メイン】
これも四話よりも十一話において、むつ達が風船を飛ばすシーンで使われていた方のイメージが強いですね
1:20ごろからの『ラン♪ラン♪』がとても好きで、私自身もあいた時間によく気軽に聴いているOSTです
15.ホントのキモチ 【裏メイン】
アニメで使われた時よりも尺が伸びましたね
これはメロディではなくニュアンス的な話ですが三年生の友情のテーマという意味ではルビまるの友情Diaryに対応するダイヤ:かなまりのテーマという感じもしますね
タイトルも一期4話とかかっているように思えます
16.お遊戯の時間ですわ!
ダイヤ推しがみんな幼稚園児になるメロディ
これはアニメで聞いた時からなんとなく好きなんですよね
今回フルサイズで聞いたら思ったよりも結城アイラさんの声が入っていたことと、ラジオ体操みたいな終わり方で少しクスッときました
17.梨子とシイタケ 【裏メイン】
なんとなくピアノで猫踏んじゃったを弾いている時を思い出しますね
裏メインテーマの中でもかなりアレンジが強いのでそこも意識して聴くと面白いと思います
18.偶然と運命 【裏メイン】
加藤さんのコメントで特にお気に入りのOSTだと書かれてましたが、私自身も好きなOSTです
なんと言っても、最後だけ曲が分かれていて2:06からいきなり裏メインテーマ(しかもサビ)が流れ始めるのが好きです
一期OSTの『素直になれなくて』の終盤で急にメインテーマアレンジが流れた時のことを思い出します
また、タイトルも5話の主題と合っていて良いですね
20.あの頃の忘れ物 【サブメイン】
6話の三年生のシーンはこのOSTと次の『ONE FOR ALL』を確認するために何十回も見たので全く初見という感じがしないのですが、それぐらい好きなOSTです
特に1:49ぐらいからが果南の心情につけていて良いですね
『素直になれなくて』などもですが、果南のシーンは良OSTが多い気がしますね
21.ONE FOR ALL 【サブメイン】
このOSTと『ALL FOR ONE』を聴き比べていると、一期OSTの『FRIENDSHIP』と『DETERMINATION』のことを思い出しますね
こちらの方が盛り上がりが強いように感じます
0:45~でかなり盛り上げて0:58から小さくサビを流す
そして膨らまして2:03の“大サビ感”につなげます
でも、私が一番好きなのは2:24からのその“大サビ感”のある位置からいきなりまた小さく戻す瞬間ですね
アニメで見た時からこの2:28ぐらいの位置にあるプオォォという音が本当に好きで『新たなAqoursのスタートだね』という鞠莉の台詞とセットの印象があります
対応する十二話OST『ALL FOR ONE』ではこの音が入ってないので、ほかにも様々な違いがありますが私はこちらの方が好きですね
23.学校がなくなる 【裏メイン】
あらためて聴いてやっぱり『アラーム感』がすごいですね
1:20で一瞬切れるような感覚があって、そこから早くなっていくのが精神的にキツいです
24.みんなの願い 【裏メイン】
これは7話の屋上のシーンと12話で使われたOSTですね
自分の中でもかなり印象深くて、特にそっちでは音量にかなり調整が入っていて個人的には7話の中で流れたバージョンの方が好きかもしれません
後半の千歌の心情への付け方が本当にすごいです
25.輝きのその先へ 【裏メイン】
トリス(CD帯を見た時)「!?!?」
トリス(タイトルを見た時)「!?!?!?!?」
トリス(曲を聴いた時)「!?!?!?!?!?!?!?!?」
いや、ちょっと確認しないと断定は出来ないんですけど、これ……アニメ内で使われてないですよね?
そもそも発売前の時点でこの位置には公式サイトでは『輝きを目指して』というOSTが収録される予定になっていました
冒頭でも取り上げましたが加藤さんのサンシャイン!!観において、どうやらOST(特に一期)の根底には『輝きを目指して』というキーワードがあったようで、そこから貰ったのではないか予想していますが、実はこの『輝きを目指して』という同じ名前のOSTは一期で存在していました(2話の千歌梨子ベランダシーン)
それで変更になって付けられた名前がこの『輝きのその先へ』のようです
CDの帯に知らない曲名が書かれていて、しかもそれが知らないOSTだったので驚きました……
ちなみに内容としてはかなり分かりやすい裏メインのアレンジですね
タイトルからはとある曲の歌詞を思い出します
光の向こうへ ほら、一緒にね!
もしくはディスク2に収録されているOST『0から1へ、1からその先へ』とも繋がっている意味をもつのでしょうか
正直、現状では情報が足りないのでなんとも言えませんね
26.北国の空
ストーリーを無視して考えた時の私の推しOSTです
単純にリズムが好きですね
0:07~0:08ぐらいのそこまで伸びていた音をルッ ルゥゥ ルンッ!ってなるところが本当に好きです(細かすぎる)
アニメだと菊泉を除くシーンである1:28のタイミングで一瞬音が完全に消えるのもたまらないですね
本当に個人的な趣味丸出しなのでこの話はここらへんにしておきましょう
27.一緒に歌おう! 【裏メイン】
これもかなり好きなOSTですね
前に別記事でも書きましたがルビィの幼さが消えて成長するのとリンクするような低音の強くなり方が面白いと思います
一期からかなり高い音が自身の心情のモチーフとして使われていたルビィ その例に漏れないテーマから、ゆったりと低音へ どこか落ち着いて成長が現れたような音の流れが非常に美しいOSTです
トリスのメモ帳(20) 続・サンシャイン!!のOSTがヤバい 二期十話 感想 - トリスのメモ帳
また、1:54~に一瞬メインテーマのメロディを感じるのは気のせいでしょうか
③[ Disc2収録曲 ]
01.孤独を愛する者の集まり 【裏メイン】
感動的なメロディなのにどこか浮かれた印象があるのはまさしく『元気印』の一年生にふさわしいOST
あと個人的にタイトルがツボですね
ルビィは一期一話で、善子花丸は二期二話で言われていた通りあまり友達が多いタイプじゃなさそうですし
ただ、その中で理亞とルビィが来年以降たくさんの友達に囲まれて学園生活を送ることが容易に想像できる辺り、函館編の持つ意味が表れていますね
02.大切なあの人へ 【サブメイン】
1:30秒からの感情に寄り添って強くなってくる雰囲気で黒澤姉妹推しは全員死ぬ
アニメでは函館までかけつけた千歌たちがそれぞれ一言ずつ喋って、この1:30のタイミングの『姉様』『お姉ちゃん』で二組の姉妹の方に画面が戻るんですが、そこのOSTとストーリーの合い方がもはや芸術なので9話を見直す際にはぜひ確認してみてください。一瞬ためるのが本当に涙腺を刺激しますね
これは1:06の方で一瞬空白を作りつつも直後のサビで強くしすぎないことによる強調もあるようです
04.たとえ離れていても 【裏メイン】
これに関してはかなり過去記事で取り扱いましたね
一度切れるような感覚と暖かいピアノが印象的です
05.星空に願いを込めて 【裏メイン】
アニメで使われたものとはじまり方が違いますね
単純にカットされていることもありますが、アニメでは『夢を飛ぶ紙飛行機』と同じようにウーーーッという音が最初に入っていました
これは今回私が音源化をかなり楽しみにしていたOSTのひとつでもあります
それはアニメ内では雨の音とかぶって使われていたため、純粋にこれだけを聴いてみたかったというのが大きな理由ですね
それを抜きにしても単純に1:14からの流れが好きです
06.浦女七不思議? 【裏メイン】
一期でも散々お世話になったヨハネ系のサウンドですね
どうやら後ろで裏メインテーマのメロディが使われているようです
07.浦の星女学院閉校祭 【裏メイン】
アコギがとても良いですね
明るい雰囲気を感じますが『みんなでフリマ!』と合わせて後半のキャンプファイヤーのくだりのシリアスさと対比のようです
08.脳内に響く堕天の囁き
リトルデーモンリリーのテーマで、終わり方がなんとなく好きです
もしかして加藤さんはよしりこ推し……?
10.キセキのかけら 【裏メイン】
さーてまた聴いたことない奴が出てきたぞ
これに関してはシンプルすぎるので、とりあえず弾いてもらって収録したけど使わなかったんじゃないかな?と予想しています
ただ、聴いていてかなり落ち着きますね
アニメ内でこれ単体がいきなり使われたらかなり驚きそうです
11.ALL FOR ONE 【サブメイン】
『ONE FOR ALL』との一番の違いとして0:57からのキーが高いことを挙げていましたが、あれは12話だけのアレンジようですね
個人的には『ONE FOR ALL』の方が好きですが、一期のFRIENDSHIP→DETERMINATIONの進化と逆になっている感じが良いですね
12.Slumber Party 【裏メイン】
特徴的すぎる雰囲気でかなり印象に残った人も多いであろう12話の枕投げシーンで使われたOST
これの0:59の「ィエィェ~」のところと言い、今回結城さんの存在感強いな!?と思いましたが、よく考えたら一期ではニネンブゥリデスカがありましたね…
13.宇宙一の応援 【メイン】【裏メイン】
CD音源で確認したら後ろに確かにメインテーマメロディが流れていました
後半は裏メインテーマというものすごい構成ですね
あと、イメージしていた二倍尺だったので驚きました
14.想いよひとつになれ Riko's Piano Sonata
トラック時間、狂気の6分10秒
正直、アニメで使われた部分だけしか収録されていないと思っていたのですが、まさかフルサイズでの収録とは……
梨子がこの曲のボーカルメロディを弾くことの意味については前にOff Vocalに関する記事で書きました
聴いてもらえば分かると思うのですが、この曲のピアノは基本的にボーカルが歌っているメロディーとは別の旋律を弾き続けています
ただ唯一ボーカルと同じメロディーを弾くのがこの大サビの『何かをつかむことで 何かを諦めない』の部分です
つまり、ピアノを桜内梨子の声と考えるならここは唯一千歌たち8人と梨子のメロディーが合わさる瞬間……それこそ一番最初の歌詞『想いがひとつになる時 この時を待っていた』だと思います
トリスのメモ帳(10) Aqours曲のInstrumentalがヤバい - トリスのメモ帳
Cメロからの涙腺破壊力がヤバい
間奏終わりで一瞬テンポ下げて溜めてくるのがニクいですね
……さて、毎回お馴染みですが妄想のコーナーに入らせていただきます
このOSTは『海に還るもの』と違ってピアノソロで再現可能ですね
初夏に行われる3rdツアーで『Pianoforte Monologue』の曲の前に逢田さんがこれを演奏するようなことがもしあったら、その時は両方が意味を強めあう最高の時間になるかもしれませんね
15.0から1へ、1からその先へ! 【裏メイン】
『起こそうキセキを!』正統進化…とでも言うべき憧れの舞台にたどり着いたAqoursの裏メインテーマ
キーが違いますが『起こそうキセキを!』で(特に『夢を飛ぶ紙飛行機』の方が分かりやすいでしょうか)使われているウーーーッという音が最初に入っていますね
珍しくドラムが使われていないことが特徴で、0:40から一度音の少ないサビを挟んで一人で走る千歌の背中を表現し、そこから何度も聞きなれたサビに音が増えていき……千歌の「1!」から始まっていくわけですね
そういった意味でもこのタイトルでの1はある意味で千歌自身であり、千歌が今いる場所と言えるかも知れません
そして上述しましたが、これは『輝きのその先へ』というこのアルバム自体のテーマとも合っていますね
17.ありがとう、そしてサヨナラ 【メイン】【裏メイン】
そこから収録する!?
はい、というわけで十二話でも使われた新規『海に還るもの』ですが、実はこのOSTの頭20秒間だったようです
13話ではキーンコーンカーンコーンというチャイムのような……というイメージを受けたOSTで、加藤さんもコメントで触れていた最終話のふたつの四分越えフィルムスコアリングOSTの一個目でもあります
別れのテーマなのに優しいメロディなのが逆に険しいですね
18.私たちの輝きはそこに 【裏メイン】
もうひとつの『最後の裏メインテーマ』
そして、今回のアルバムで私が最も好きなOSTです
実は4分を超えるOSTはほとんど無く、あのMaintheme of Lovelive! Sunshine!!ですら3分代でそれもフルで使われたことはありません(唯一あげるとすれば一期十三話のミュージカルシーンで使われた『始まりの物語』でしょうか)
その中で4:09秒という圧倒的なボリュームを千歌一人の目線で場面転換させずに使い切るというフィルムスコアリングとして屈指の挑戦OST
しかも目を閉じて聴いているとアニメ内での千歌が歩き回った内浦や浦女の校舎の景色が浮かんでくるーーつまり、このOSTの存在が最終話の屋上で千歌が言った「どうして聞こえてくるの……どうして…どうして…」に強い説得力を持たせる材料でもあります
この始まり方は今までの『起こそうキセキを!』『0から1へ、1からその先へ!』などの主な裏メインOSTを聴きこむほどに刺さるメロディです
最後の裏メインテーマであるこのOSTは前半はあまりにも弱く、薄い
ですが、今までの裏メインを聴いた時間が私たちの耳にこのOSTのメロディをすんなりと馴染ませ、タイトルの通り『私たちの輝きはそこに』あったことを証明してくれます
そんな弱いメロディが2:47からどんどんと強くなり、千歌にとっての確信に変わっていく
そういったストーリーと強く結びついた、OSTの魅力が詰まった249秒間なので私が最も好きなOSTなのです
とはいえ、他も珠玉のOSTが集まったこのアルバム
皆さんもぜひ自分だけの推しOSTという“輝きを探して”みてください
④最後に、感謝を
ここまで読んでくださった皆さんに感謝を
そして、この素晴らしいメロディを生み出してくれた加藤達也さんに、改めて深い深い感謝を
もし今回のアルバムを聴いて何か素晴らしいと強く感じた時には、 皆さんも加藤さんに感想のリプライを送ってみてはいかがでしょうか
普段あまり声優の方などにリプライを送らない私も、今回は感謝は伝えなければいけないような気がしています
そして、面白いOSTの気付きなどありましたらぜひ私にも教えてくださいね
これが最後のOST記事になると思いますが、今まで本当にありがとうございました
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン‼︎』2期サウンドトラック『Journey to the Sunshine』は1月31日発売となります!盛り沢山でお送りする彼女たちの輝きの軌跡✨よろしくお願いします!
— 加藤達也@劇伴作曲家 (@cut_tatsu7) 2018年1月25日
#lovelive #lovelive_sunshine https://t.co/ow4yyHzA4M pic.twitter.com/GupkVI41lH
〇関連記事
【次回予告】
3rdツアーの二期挿入歌披露前に流れるであろうアニメダイジェスト映像で使われるOSTの予想記事を3月末までにあげます。