トリスのメモ帳(61) ちょこっとメモ集『開始1秒即死 』『弱さと向き合っていく強さ』他

こんにちは、トリスです。

6話、放送されましたね。

まぁ、感想的には「なんやかんや見てたら泣きました」って感じの回だったんですけど、何が良いって天王寺璃奈って人間の挑戦・挫折・成長一本勝負に24分間フルスロットルだったのが最高で、しかも挿入歌も……って話始めると長くなっちゃいそうですね。

今回もたくさん語りたいテーマを詰め込んだショート記事集となりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

①開始1秒即死 

 

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あ、トリス死んだ

4話『未知なるミチ』放送後のスクスタ連動エピソードで、あの世界における愛さんと璃奈の出会った瞬間に触れていましたが、アニメ6話にしてこの明らかに春を前面に出す桜スタート。

おそらく全てのオタクが『あ……ヤる気だな……』って確信したと思うんですけど、アニメ世界での2人の出会いを描く気満々ですね。墓を買っておけよと言う公式からの宣戦布告。
 

そんな理不尽な涙腺1ターンキルが始まったわけですが。

(トリスのメモ帳では無限に言ってるのでもう聞き飽きたと思うんですが、語り飽きないので聞いてください)

璃奈に対しての愛さんの最大の長所ってやっぱり発信力だけじゃなくて『感情の受信力が強い』ことだと思うんですよね。

そんな特徴があるから、想いは強いのに弱電波状態だった璃奈を見つけて仲良くなるのが噛み合いすぎてるんですよね。

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当然のように心を読む愛さん
 

でも、だからこそ璃奈の成長が感じられるステージで誰より嬉しかったのは愛さんかも知れません。

じゃあ今度は、璃奈の特徴を見つめていきましょう。

覚悟はいいか? オレはもう無理。

②弱さと向き合っていく強さ


一般的なコミュニケーション不得意キャラってなんかこうオドオドしてたり、気弱だったりってイメージがあると思います。乱暴になら『記号』とも言い換えられます。
 

私が璃奈をすごく好きなところって『強い』ところなんですよね。
 

その強さは目に見えないかもしれないし、むしろアニメ画面内で挫けてる姿は弱さに見えるかもしれません。

でも、そもそも璃奈が自分が出来ないこと…自分の弱さと向き合う強さがあったからこの挫折があるんです。

自分も…と言うか誰もが、経験があると思うんですけど。

自分の出来ないことと向き合うのって辛くないですか?

 

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それに出来ると思ったことが出来てなくてドン底に落ちたことも、誰だってあると思うんですよね。

出来ないなぁ、出来るようになってきたなぁ、でも出来ないことばっかり……って、私自身もそんな経験はあって。

私が走って転んで擦りむいてきたフィールドもある意味で璃奈と同じ『人に想いを伝えて繋がること』でした。

そう言う経緯もあって。

愛さん推しだからこそ、自分の立場を1番重ねて見れるメンバーは天王寺璃奈なのかもしれません。
 

ある璃奈推しが、彼女の好きな部分で『彼女だけは自分が苦手なことを1番大切なこととしてスクールアイドルをしてる』って言ってたんですけど。

今回の6話って『出来ない部分も出来る部分も合わせて本当の自分』みたいな話だったと思っていて(本当にそうか?)

天王寺璃奈ってスクールアイドルは、のびしろしかないマイナスからスタートの人間。

だからこそ、他のメンバーに引っ張り上げてもらえたのが本当に嬉しくて。本当に。
 

田中ちえ美さんの力

 
アニメで璃奈を改めて見て思ったんですけど、璃奈の抱える『表情をうまく作れない』という特徴。

これを完全にアニメでやると本物の修羅アニメになってしまうので緩和要素として眼では感情を出せるようにしてるんだな〜と言うのが私の印象でした。
 

そもそもラブライブ!は眼で会話してると言って良いほど、瞳に感情が映しだされます。

だからこそ、口元を動かすのが苦手な璃奈って視点で見ると今回の描写すごい納得行くんですよね。
 

笑顔のために、唇の端をあげようとして出来なかったり

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リップロール練習中はやけに表情があるように見えたり

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でも口元で表情を作れないマイナスは、段ボールでゼロの状態で他メンバーの前で想いを晒け出せたことで自分が出来ること(プラス)に目を向けるきっかけになったはずです。

それこそ虹ヶ咲の世界の中にもコロナがあったら、マスク社会では案外璃奈は誰より普通に色んな人とコミュニケーションが取れるかもしれませんね。

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でも、そんな作画のバフは置いといて。

私たちが璃奈の感情を最初からちゃんと受け取れているのって、ほとんど田中さんのおかげなんだろうなって改めて実感したんですよね。

だって、声優は表情のない音の波に感情の色を塗る職業じゃないですか。
 

だから田中さんの凄さをここで再確認することが出来たし、ライブの時にだってボードをつけていたとしても彼女のパフォーマンスは彼女にしか出来ない価値を客席を届けているんだと思います。

④全員に感情移入、自分と自分が喋ってるのを眺める自分(精神異常者)


いや、もうタイトルで出オチというか結論言ってます。

虹ヶ咲アニメ、全員に感情移入しすぎてこれになります(なるな)
 

愛さんは私だし、愛さんに救われた璃奈も私だし、擦れたオタクみたいな侑も私だし、自分が好きなものに正直になろうって勇気だした歩夢も私。

というわけで

今トリスとトリスとトリスがトリスの部屋に来ました。

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あっ、トリスがトリスに抱きついた。尊いねぇ。

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はい。

全員に感情移入した結果、全体曲とか被ダメ10倍デバフ喰らってるんです。

しっかりとした精神異常者。
 

まぁ、でも案外笑い話じゃなくてですね。

何かを楽しめるかって結局共感出来るかってのがすごく大きいじゃないですか。

トキメキは共感とセット。

だからきっと愛さんは色んな人と一緒に盛り上がりたいと思ってるし、璃奈は自分が知ったスクールアイドルの素晴らしさを過去の自分と同じ立場の誰かに届けようとするし、侑はステージの上のせつ菜に憧れながらも辞めた先まで押し掛けようとしなかったんじゃないかな、と。

そして、なのに。

アニメでの歩夢のトキメキが侑への共感だけじゃなく自分自身の中から生まれた1話で始まったこのワンクールアニメが素晴らしいんです。
 

すごいですよね。

へへへ、全員トリスなんですよ(病気)

ほら、これを読んでるあなたもトリスですよ(ホラー)

 

⑤アニメソロ衣装集合でTOKIMEKI Runners見たすぎる

 

ソロ回も折り返したんでここらへんでアニメ全体の話をさらっとさせてください。

劇中ソロ衣装がどれも最高すぎるって前提は言うまでもないですよね。

 

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ラブライブ!シリーズだとメンバー揃った後の初ステージってかなり重要視されてると思うんですけど、6話で璃奈が実際にライブ即やったのがすごく良かったです。

璃奈のソロステージだけどそこに間違いなく他のメンバーから教わったことも生きていたので、間違いなく虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を背負ったステージと言えるはず。

でもきっと視聴者としては、9連ソロ個人回後の『初めての9人と1人のステージ』にも期待が高まってるのも事実。
 

で、そこに期待するものとしてはやっぱりTOKIMEKI Runnersがありますね。

めちゃめちゃ王道なんですけど。

1話アバンまで戻ってみましょう。
 

生まれたトキメキ

あの日から世界は変わり始めたんだ!


あれで始まった物語がワンクールの最後にTOKIMEKI Runnersで〆たらめちゃめちゃ綺麗ですよね。

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それにTOKIMEKI Runners自体は『専用衣装がない楽曲』だと思っていて。

1番イメージが強いのはもちろん夢への一歩とかのファースト衣装で、色が違うからこそ綺麗っていう虹ヶ咲の強さを見せています。

でも武蔵野の森ではLove U my friends衣装で歌ったことで、全員がこの同好会のメンバーとしての繋がりを強く感じました。
 

スクスタの物語の中では新たにメンバーを迎え、楽曲としても新しく生まれ変わりました。
 

そして、アニメを控えたセカンドライブではSay Good-Bye 涙などのサード衣装で、虹の要素を保ったまま物語と一緒に進んでいく楽曲であることを示しました。

で。

そんな楽曲がアニメのソロ衣装でもやったら面白いのは当たり前なんですけど、少なくとも考えうる3つのパターンがどれも面白いんですよ。最強。
 

まずアニメ内で、アニメソロ衣装でTOKIMEKI Runners歌ったら?

もちろん最高です。
 

次にアニメ内で歌わずにライブで完成するパターン。

これは片足が3次元に置かれてるコンテンツとしてめちゃめちゃ意味がありますよね。3150。

そして最後にアニメでもライブでもソロ楽曲衣装とは交わらせないパターン。

これも、スクスタとは媒体違いの物語らしさを強く前面に出していて面白いんです。最強の三段構え。

と言うか、ここまでの6曲の衣装がどれも絶妙で。

私たちにとって知ってるようで知らない衣装なんですよね。

Dream with YOU衣装の夢への一歩のプロトタイプ感とかめちゃめちゃ好きですけど、DIVE!とかは物語的にはCHASE!の先にある曲じゃないですか。
 

それで言うとツナガルコネクトとかは衣装の外のステージ演出要素でアナログハート使われてるのも熱いんですよね。公式にしてやられた感。オタクの子ってこう言うのが好きなんでしょ?(大概にして)(大正解)(大好き)

 

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でもそう言う風に。

今までの衣装と繋がってる何かを感じるから衣装として素直に良いと思えるし、繋がり取っ払って単独で見てもめちゃめちゃ良いんです。
 

でも、それってメディアミックスしたキャラクターも同じじゃないですか?

アニメの愛さん知らない人ですし顔も違うけど、その奥に自分の知っている愛さんと同じ魅力を感じるのと原理的には同じだと思うんですよね。

だからアニメソロ衣装で完成させるTOKIMEKI Runnersがあったらこれまでの虹ヶ咲の物語を全て束ねた最高のものになるし、アニメ化予定が最初はなかったけど本気で走ってきたキャスト達の想いも繋がって最々々高ですよね。

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って言っても、やらない可能性も半々ってとこですけども(正直)

こんな妄想の楽しみ方が出来るのも今だけなので、自由な楽しみ方でやっていきましょう。何やっても面白い世界を見ていられることは最高の幸せ。
 

⑥最後に

 
と言うわけで、6話について色々と語ってきまs……全然6話の話してないんですが????
 

話が逸れるのはいつものことなんですけど、ちょっと正直6話については自分の中で満足しちゃってる部分がかなりあって。

あと、アニメ曲で現状1番好きなツナガルコネクトについては理由がない好きのヤツなので(他人に説明出来ない好きもある)意図的に話を逸らしてた部分もありましたね。

6話の感想を読みにきてくれてた方はスミマセン。
 

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あ、そう言えば!
(誰も何も言ってない)

サントラCD発売が決定しましたね!!

前から何回か言ってるようにアニメのサントラCDって必ず出ると決まってるものじゃなくて、それが出る前提で話すのは『人気作だから2期あるでしょ』って感想ぐらい無責任なんだとは思うんですけど。

でも、こうして無事決まってくれて素直に超絶嬉しいですね。

音源で欲しいサントラがたくさんありますもんね。

さてさて、そんな感じで楽しみが尽きない感じですが、今日はここら辺で。

あ、あと天王寺璃奈ちゃんお誕生日おめでとうございます。

(たまたま更新日が誕生日)

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。